株式会社リード・コミュニケーションズ
1.内発的な動機づけ
一時的に意識を高揚させるのではなく、継続的に強い意欲と意思を保ち続けていただくためには、一人ひとりの奥底にある熱い思いを解放していただく必要があります。その内に秘めた情熱の源泉を掘り起こすことによって、根本的な意識変革が起き、その結果として、一人ひとりが主体的、自律的に仕事に取り組み始めるようになるのです。
内発的な動機づけは、ナレッジやスキルをインプットするだけの研修ではまず期待できません。なぜならば、私たちの情熱は理性とは別ものだからです。理性ではなく、感情にこそエネルギーがあり、パワーがあるのです。いま私たちに求められている能力は、“考える力“ではなく、“感じる力“なのです。
現代のビジネス社会では、論理的に物事を考えることが重要視されているため、多くのビジネスパーソンは、自らの感情や欲求を抑圧し、理性的に考え判断することを優先していますが、そのために、いわゆる頭でっかちの状態に陥ってしまっています。それでは、本当のパワーは湧いてきません。私たちは、一度、理性の蓋を外すことによって、感情(=内なるパワー)を解放し、本来のパワーを取り戻していただくことに主眼を置いています。
2.行動の変容
私たちが最も求めているのは、「良い勉強になりました」とか「感動しました」といった感想でも、アンケートの高評価でもありません。私たちが最も求めているのは、受講された方々の行動が確実に変わり、確実に成長を遂げていただくことです。私たちの研修は、一人ひとりの行動の変容を目的に設計し、運用しています。研修の場を、けっして単なる「学び」の場では終わらせません。
行動が変容するには、研修の場で、パラダイムが大きく変わる必要があります。誰もが心の底では「このままでいい」という現状維持欲求を持っており、余程の刺激がない限り、変化や成長への欲求よりも、現状維持欲求の方が勝ってしまうからです。
「このままではいけない」、「変わらなければ!」、「何としてもさらに高みを目指したい!」という強い欲求を持っていただき、それが現状維持欲求よりも大きくなって初めて、思考のパラダイムが変わり、行動が変わり始めるのです。
3.確実な成果
私たちの研修の目的は、受講された方々が、確実に成長を遂げ、それまでとは明らかに違う結果を出していただくことにあります。みなさんが現場で成果を上げていただくこと以外の目的はありません。
そのため私たちは、研修後のフォローアップの仕組み作りにも、研修そのものと同様に力を入れています。研修は気づき、意識変革、コミットメントの場であり、行動が変容するきっかけですが、実践の場ではありません。実践を重ねて初めて成果に結び付くわけですから、研修後のフォローアップが、極めて重要だと捉えています。研修を一過性のもので終わらせるか、確実に成果に結び付けられるかは、フォローアップの体制作りにかかっていると言っても過言ではありません。
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