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50代からのV字回復を実現する24の鍵~第5の鍵「ありのままの自分」

業績が低迷し評価も下がっていくと、どうしてもそれに比例して、私たちのセルフイメージも下がってしまうものです。そして、セルフイメージが下がると、ますます高いパフォーマンスを発揮することが難しくなってしまいます。なぜならば、セルフイメージがパフォーマンスの土台だからです。高層ビルを建築する時には、必ず、地下深くにまで杭を打ち強固な基礎工事をしますが、セルフイメージとは、まさにこの基礎工事のようなものです。基礎工事が脆弱なままだと、その上に大きなビルを建築することはできないのと同様に、セルフイメージが低いと、高いパフォーマンスを上げ続けることはできないのです。

 

ですから、V字回復を実現するために絶対的に大切になるのが、セルフイメージを高めていくことです。逆に言えば、セルフイメージを高めることができれば、後は自ずと結果はついてくると言っても過言ではありません。

 

第5の鍵から第11の鍵までは、セルフイメージを高めるための方法でもあります。

 

その最初の鍵は「ありのままの自分に価値があることを知る」です。

 

なぜ「ありのままの自分に価値があることを知る」ことがそれほど大切かというと、「どれだけ成果を上げられたか」で自分の価値を測ってしまうと、成果を上げられていない時に、自分に価値を感じられなくなってしまうからです。高いセルフイメージを維持するためには、成果や周囲からの評価に関係なく、自分そのものに価値があると深く理解することがとても大切なのです。

 

私たちのほとんどは、高い業績を上げている人や、高い技術を持っている人、高い地位にいる人にこそ価値があり、そうでない人には価値がないという価値観を植え付けられてしまっています。現代人がこういった価値観に立ち、人の優劣を判断するようになってしまったことは、私は、資本主義の弊害だと考えています。もちろん、高い業績を上げた人が社内で高く評価され、高い報酬が支払われるのは当然のことです。しかし、それと人としての価値とは本来全く関係のないことです。

 

ここで少し考えてみてください。私たちは自分が毎日生活していることを当たり前のことと思って生きていますが、本当にそれは“当たり前”のことなのでしょうか?

 

遺伝子研究の第一人者である筑波大学の村上和雄名誉教授によると、一つの命が生まれる確率は、1億円の宝くじが100万回連続して当たることに匹敵するそうです。

 

私たちはそれくらい天文学的な確率でこの世に誕生しているのです。

 

つまり、この世に生きているということ自体が、とんでもない奇跡なのです。私たち一人ひとりは、もともととても祝福された存在なのです。

 

そして、一人ひとりは、ユニークな才能やパーソナリティーを持って生まれてきます。同時に、一人ひとりには天から独特な役割(=天命)も与えられています。

 

この世界に一人として同じ存在はいません。ですから、人と同じようにする必要は全くなのです。もともとユニークな存在なのですから、一人ひとりが自分らしさを発揮すればいいだけなのです。SMAPが歌っている通りですね。

 

もしいま、自分には価値がないな…と思っていたとしたら、こんな言葉をご紹介しましょう。

 

これは南アフリカの故ネルソン・マンデラ大統領が、大統領就任演説で語った有名な言葉です。

 

 

我々が最も恐れているもの、それは我々が無力だということではない。

 

あなたが遠慮をしても世界の役には立たない。

周りの人が気後れしないようにと、あなたが小さく振舞っていては、誰にも影響を与えることなどできないのだ。

子どもたちがそうであるように、我々はすべてが輝けるように運命づけられている。

我々は、自分たちの中にある栄光を現すために生まれてきたのだ。

それは限られた人々のものではなく、すべての人の中にある。

そして、我々が元々自分の内にある光を輝かせる時、我々は無意識のうちに、他の人にも同様のことをする許可を与えているのだ。

我々が恐れから自らを解放する時、我々の存在は自動的に他の人たちをも解放するのだ。

ネルソン・マンデラ